デジタルギフトを活用したキャンペーン例

「NTTドコモ モバイル社会研究所」が2022年1月に実施した調査結果によると、全国の15歳～79歳の男女のうち、スマホユーザーが2022年は94%に達していることが分かりました。その中で、スマホから操作できるデジタルギフトが年々注目を集めています。デジタルギフトで贈れる商品には、高級和牛やスイーツなどのお取り寄せグルメ・電化製品・温泉旅行などがあり、どれも喜ばれるものばかり！
幅広い商品がオンライン上で贈れるため、企業がおこなうキャンペーンに活用しやすいのが大きなメリットです。
ここでは、デジタルギフトを活用したキャンペーンの具体例を4つ紹介していきます。自社に合いそうな活用方法があれば、ぜひ取り入れてみましょう。

参考：ケータイ Watch「日本のスマホ比率、「2010年は4％」→「2022年は94％」に」

①Twitterなどのデジタルキャンペーン

まず1つ目は、TwitterなどのSNSでおこなうデジタルキャンペーンです。SNSは他のメディアに比べて拡散力が高く、『フォロー』や『シェア』、『リツイート』など、ユーザーが自発的にキャンペーンを広めてくれるのも大きな特徴。最近では、「アカウントのフォローおよび投稿のリツイートで商品をプレゼント！」など、一定の条件を設けて抽選キャンペーンを実施している企業も多くあります。キャンペーンを実施することは短期間で多くのフォロワーを獲得でき、さらなる拡散に期待できるでしょう！

②アンケートや資料請求のお礼

2つ目のキャンペーン例は、アンケートや資料請求のお礼として活用する方法です。デジタルギフトには1000円以内で贈れる商品も多くあり、コストをおさえたキャンペーンにもピッタリ！謝礼を用意することで、アンケートの回答数や資料請求数を増やす効果に期待できるでしょう。また、アンケートや資料請求では電話番号やメールアドレスを記入することも多く、デジタルギフトの送付に活用すれば手間の削減にもつながります。

③新商品や新サービスの販促キャンペーン

3つ目のキャンペーン例は、新商品・新サービスの販促への活用です。これから広めたい商品やリニューアルしたサービスなど、認知度をあげたいときにデジタルギフトを活用したキャンペーンをおこなうのも良いでしょう。「対象商品の購入者」や「条件を満たしたユーザー」などにデジタルギフトを贈るキャンペーン施策を打ち出すことで、購買意欲を高めるきっかけ作りができます。

④来店・集客施策

4つ目のキャンペーン例は、来店や集客の施策として活用することです。実店舗に来てくれたお客様を対象にキャンペーンをおこなうと、新規顧客の獲得につながり売上アップが見込めます。これまで利用したことがないお店でも、「お得なギフトがもらえるなら行ってみたい」という人は少なくありません。新規顧客獲得からリピーターへと育てる入り口として、デジタルギフトを上手に活用してみましょう！

デジタルギフトを活用してキャンペーンを実施する4つのメリット

さまざまな活用方法があるデジタルギフトですが、「デジタルギフトのメリットがイマイチ分からない…」という方もいるのではないでしょうか。ここからは、デジタルギフトを活用したキャンペーンのメリットを4つご紹介します。どのようなメリットがあるかを知り、導入するかどうか検討してみましょう！

①在庫管理や発送の手間やコスト削減になる

デジタルギフトは、オンライン上で必要な商品数を注文するだけでギフトが贈れるので、在庫を管理する必要がありません。自社からギフトを配送するわけではないので、在庫管理のためのスペースや発送の手間がかからず、コスト削減につながります。もし、これまでキャンペーン用のギフト配送を自社スタッフでおこなっていた場合は、空いたリソースを他の業務にまわすことが可能になります。

②メールアドレスやSNSから贈れる

デジタルギフトは、メールアドレスやLINE、SNSからギフトが贈れるため、1人1人の顧客情報を把握しなくてもプレゼントキャンペーンを実施できます。従来のプレゼントキャンペーンであれば、受取人の住所や電話番号などを元に商品を発送する必要がありますが、デジタルギフトの場合はオンラインで全て完結！相手の住所や名前が不要なので顧客情報を管理する必要がなく、アンケートなどのちょっとした謝礼に使いやすいのもメリットです。

③ギフトを利用・交換のタイミングは顧客側が決められる

ギフトの引き換え期限内であれば、受け取った顧客側のタイミングで商品と交換できるのもポイントです。デジタルギフトは、引き換えURLを受信した時点でWeb上にて交換可能なので、24時間いつでも申し込むことができます。一般的なデジタルギフトは名前や住所などの必要事項を入力するだけなので、難しい操作もありません。

④少ない予算でもさまざまなキャンペーンを実施できる

各種キャンペーンや広告は、見込み客の獲得や売上アップに繋がらなければ意味がありません。もちろん予算は規模や施策内容によって異なりますが、できるだけ費用対効果の高いキャンペーンにしたいですよね。デジタルギフトなら、少額でも顧客に喜ばれる商品が用意されているので、少ない予算でさまざまなキャンペーンが企画できます。

デジタルギフトを活用してキャンペーンを行う場合の注意点

メリットの多いデジタルギフトを活用したキャンペーン。「デメリットはないの？」と思う人もいるかもしれません。ここでは、デジタルギフトを活用したキャンペーンで、注意しておきたいことを2つ紹介します。

当然ながらデジタルでのやりとりになる

「デジタル」という名前のとおり、デジタルギフトの利用にはスマホやPCが必要になります。デジタルギフトの大まかな利用方法は以下のとおりで、URLコードの受け取り環境が欠かせません。

・デジタルギフトサービスで商品を注文する
・受取人のアドレス（SNS）に引換用URLを送信する
・引換用URLから引換申し込み
・商品が届く

デジタル機器をもっていない人や、インターネット環境がない人はキャンペーンに参加できないので注意しましょう。

有効期限をキャンペーンページに記載する必要がある

多くのデジタルギフトサービスでは、期限を設けています。そのため、有効期限があることを必ずキャンペーンページに記載しておきましょう！中には「引き換えるのを忘れていた！」という人が出てくるかもしれませんが、有効期限が切れると引換不可になるので注意が必要です。

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